金融ニュース

国際通貨基金は10月5日に、世界の金融システムに関する現状分析と提言をまとめた世界金融安定報告書を公表しました。
報告書によると日本の巨額の財政赤字について、「ヨーロッパ各国の財政問題によって引き起こされた混乱が起きて以来、日本国内の投資家も海外の投資家も寄り疑いの目で日本の財政状況を審査している」として警鐘を鳴らしました。国際的な金融システムについては、「改善策は見ることが出来るがいまだに確実では無い状況であり、金融が景気回復のアキレス腱となっているであろう」ということを強調しました。

日本国債の状況においては安定的な国内貯蓄の黒字によって、今のところ海外から資金を集める必要性が無いであろうとして、近い将来に国債市場の崩壊は起こらないであろうという見方を示しました。ただ国内の金融機関が国債を大量に買っている点や、日本政府が短期の国債で大規模な資金調達を繰り返していることの等の問題点を指摘しました。